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2017年6月21日
Miwako's EYE

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8歳からエスタミネーに通ってくれて、最初の頃はずっとネイティブ講師とのレッスン、高校3年から私のレッスンを受講し、今年4月から大阪大学工学部で勉強しているYukiと再会しました。彼とのコミュニケーションは、メールも会話ももちろん今でも英語のみです。

私が毎月行っている神戸の英語のクラブに参加したいということで、阪急三宮駅で待ち合わせ3ヶ月振りに会いました。もうすっかり大学生のおももち。

大学生活は楽しいようで、いろんな数学や物理のクラス、一般教養のクラスをとっているそうです。英語の講義はリーディングだけで物足りないような様子。

このクラブではパブリックスピーチとリーダーシップを学ぶのですが、彼のような理系の人の世界はグローバルなので英語運用能力はまさに絶対必要条件です。そして英語力のみならず、今までの自分の常識になかったいろんな人とのコミュニケーション能力はさらに重要で、堂々と自分を前に出すことに躊躇しない人になって欲しいと思っています。例会後のパーティにも参加し、いろんな世代のいろんなバックグラウンドの人たちと会えたことは少しいい刺激になったかなと思います。

 

2017年6月14日
Students, TOEIC

IMG_2994この半年TOEICに取り組んできた高3のMちゃん。先月5月のTOEICの結果を今日にっこり報告してくれました。平和活動をしている彼女は韓国やフィリピンで高校生と平和交流はしてきましたが、外国で生活したことはありません。そんな高校生が半年でほぼ目的を達成。彼女の目標は780点ですが、私はこの調子でいくと800点は絶対に可能だと思っています。

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毎回真剣にレッスンに取り組み、だんだん彼女の言語センスが磨かれて、カンが良くなってきていることを感じています。長く速いスピードの文章をしっかりディクテーションできますし、難しいPart 7も正答率が上がってきています。あとはスピードをもう少しあげることができれば、簡単にリーディングセクションで100点は上げることができると思います。リスニングは最初から悪くはなかったのであまり力をいれていませんでしたが、あとPart 3とPart 4をしっかりやれば、あと50点リスニングの点数をあげるのもそう難しくないと思います。

Mちゃん、もう少しで、目標達成です。二人三脚でしっかりやりましょう!

 

2017年6月7日
Miwako's EYE

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2年前オランダのライデン大学病院を訪れたとき、昼食を食べようとカフェテリアに行きました。オランダのおいしいチーズやハムが入ったサンドイッチやサラダなどをとってキャッシャーに行くとなんと現金は扱えないと言います。「それじゃ、このクレジットカードで」とお願いするとそれもダメ。「え〜。じゃあなんで払うんですか?」ローカルの銀行のデビットカードのみ使えるということで、一瞬真っ青。幸い夫がベルギーの銀行のカードを持っていたのでことなきを得ましたが、私一人だったらおいしそうなサンドイッチを棚にもどさなければならないところでした。

つい最近神戸の中国人の知り合いが香港へ行ったら、全くのキャッシュレスで、すべて携帯で支払うということを聞いてやはり世界はその方向へ行っているんだと思いました。また先週東京であった知人は初めてBitcoinでショッピングをしたらクレジットカードで買い物するより簡単で、携帯でスキャンするだけと教えてくれました。

そして自分のことを考えるとどれだけキャッシュを使っているかと考えたら、やはり意外と少ない。道の駅の野菜とかコンビニぐらいであとはクレジットカード。半年以上前にCNNでキャッシュレス社会の特集をしていて、そのときはスウェーデンがトップをいっているという話で、ある男性が番組の中で「もう3年以上現金を見ていない。」というのにびっくり。以下ちょっと古いですが半年前の the Guardianの記事より。

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“I don’t use cash any more, for anything,” said Louse Henriksson, 26, a teaching assistant. “You just don’t need it. Shops don’t want it; lots of banks don’t even have it. Even for a candy bar or a paper, you use a card or phone.”

「私はもうキャッシュは使ってませんね。」26歳のティーチング助手Louse Henriksson。「必要ないんですよ、お店でも歓迎されませんしね。銀行も現金を持ってないんです。キャンディや新聞にもカードか携帯なんです。」

Swedish buses have not taken cash for years. It is impossible to buy a ticket on the Stockholm metro with cash, retailers are legally entitled to refuse coins and notes, and street vendors – and even churches – increasingly prefer card or phone payments.

スエーデンのバスはもう何年も現金を受け付けていないのです。ストックホルムの地下鉄で現金でチケットを購入することはできません。小売店は法的にお札や小銭を拒否できるのです。通りの屋台なども、さらに教会でも、カードか携帯の支払いになってきています。

According to central bank the Riksbank, cash transactions made up barely 2% of the value of all payments made in Sweden last year – a figure some see dropping to 0.5% by 2020. In shops, cash is now used for barely 20% of transactions, half the number five years ago, and way below the global average of 75%.

スエーデン国立銀行のRiksbankによると、昨年スエーデンの現金売買はたったの2%ーある筋によると2020年までには0.5%にまで下がるーでした。店舗での現金売買は20%で、5年前の半分で、世界水準は75%。

And astonishingly, about 900 of Sweden’s 1,600 bank branches no longer keep cash on hand or take cash deposits – and many, especially in rural areas, no longer have ATMs. Circulation of Swedish krona has fallen from around 106bn in 2009 to 80bn last year.

さらに驚くのは、スエーデンの1600ある銀行のうち900行には現金がなく、また現金の貯金も受け付けていないということ。その多くが、特に地方では、ATMがないのです。2009年に1060億出回っていたクローネが昨年は800億 に落ち込みました。

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日曜日に英検準1級を受けた生徒さんが英文エッセイのトピックが「キャッシュレス社会をどう思うか」ということだったと聞き、 インターネットでのビジネスがますます活況を見る昨今、このelectronic transaction がますます日常になる時代が到来したと実感しています。銀行も店舗がなくなる日が近いかもしれません。

 

 

 

2017年5月31日
Miwako's EYE

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過去数カ月、長崎市の南の方から遠路はるばるレッスンにやって来てくださったKさん。LeighからはSpeakingとWritingの指導を、私からはListeningとReadingの指導を受けました。

ご本人の希望はIELTSで良い結果を出し7月に行く予定にしているNew Zealandの子供達のプログラムに指導者として参加することでした。

私生活でも大変なことがあったようでしたが、無事先日福岡でのテストを終えられ、Speakingでは思った以上の高得点を得ることができ、またListeningも前回よりは良かったそうです。WritingとReadingはもう少し得点が欲しかったようですが、それでも大満足の結果で笑顔満面でたくさんお土産を持ってご報告にいらっしゃいました。

Kさん、本当に努力のかいがありましたね〜。これからのご活躍をますますお祈りしています❤️

2017年5月30日
Miwako's EYE, PICK UP

imageshttp://edition.cnn.com/videos/tv/2017/05/26/exp-gps-0528-greene-dark-matter.cnn

アメリカの理論物理学者Brian Greene. この人の超弦理論をかつて物理好きの高校生とのクラスの教材としてやったことがありますが、彼のパワー本当に好きです。超弦宇宙論など物理のことには不案内な私でもこんなにパッションを持って話す人を見るとつい話に引き込まれていきます。

偶然きのう見たCNNのFareed Zakaria(この人の番組は好き!)に彼が登場し、「ブラックホールの研究のことから、だから科学っておもしろいんだ」と彼が熱弁を振るいました。夢中になるものがあるって素晴らしい。それが自分の持っている世界と違っていても、感動をもらえる。

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・・・so when we observe galaxies we find that they’re spinning around at such a rate that stars on the edge should be flung outwards. Sort of like water droplets on a bicycle wheel that’s spinning fast, the water that’s getting flung out, but the stars aren’t getting flung out. Something must be holding them in. We don’t see anything that can do that, but we know gravity has the power to hold things together. So we imagine that maybe there’s some matter out there that we don’t see; dark matter. That’s why we don’t see it.It doesn’t give off light. That matter is exerting a gravitational pull holding those stars together in these spinning galaxies and when we make that hypothesis, it explains observations so spectacularly well that we begin to gain confidence that maybe the stuff that we haven’t yet seen, I mean, we haven’t yet touched or smelled yet, maybe it’s real. So we build big detectors and we try to capture one of the dark matter particles. We haven’t succeeded yet, but I think that we will. So this is a beautiful example of how observations drive rational thinking to explain the facts and ultimately verify it through observation and experiment that can be replicated.

This what science is and that is what can get your heart pounding when you realise that the human intellect can figure out things about the universe that you wouldn’t expect based on casual observation.

銀河を観察してみるととってもすごいスピードで回っているので、端っこの星は外に投げ出されるはずなんだ。ちょうど自転車についた水が回転が速いと外に飛び散るようにね。でも銀河の端っこの星は銀河の外に投げ出されない。何かがそれを引っ張っているんだ。それは見えないけれど、重力ってものがものを引っ張るってことはわかっている。だから何か目に見えないものがあると想像するんだ。つまりそれがダークマターなんだ。だから見えないんだ。光を出していないからね。その引力がクルクル回っている銀河の中の星をひっぱっているんだ。そういう仮説を立てると観察が非常にうまく説明され、まだ見ていないもの、まだ触っても匂いを嗅いでもいないものがあって、それが現実かもしれないという確信を持ち始めるんだ。だから我々は大きな探査機を作りそのダークマターのひとかけらでも掴まえようとするんだ。まだ成功はしていないけれど、いずれはうまくいくだろう。これは観察が理にかなった考えを推し進め事実を説明し、最終的に反復可能な観察や実験を通してそれを証明することができるという素晴らしい例なんです。

それが科学なんです。人間の知性が、思いもよらなかった宇宙に関してのものごとを普段の観察から理解できるということに気づいたとき、こういうことが心を踊らせることなんです。


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