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2022年1月26日
Miwako's EYE

Project Based Learning とは、受動的な学習ではなく生徒たちが自らアクティブに課題に取り組む学習を通して、チームワーク力や創造的発送、深い思考力を培い自らの潜在的な力を発見し自信をつけていき、英語力だけではなく問題解決へのアプローチを学ものです。

エスタミネーがまず今回取り組むのが、子供達のパブリックスピーチです。

第1部が小学生
第2部が中高生 

英語力がある程度は必要ですが、それぞれのレベルから取り組むことができます。

一番大事なポイントは、

人の前で何かを語る

ということに慣れる。

それにつきます。

私は、子供の頃から大変引っ込み思案で人の前に立つと顔が真っ赤になり心臓はドキドキし心は真っ白になり思考が停止していました。

それで人前に出ることはず〜っと苦手でした。

しかし、先生業を営み、またある程度の年齢になると人の前で話さなければならない場面も多々出てきます。

そんな中で、大事な場面で「ああ言えばよかった」「あそこはこう言えばよかった」など後悔することが多くありました。

そこで、実際にパブリックトレーニングの会に入り少しづつトレーニングをしていくことで、人前で話すことが平気になってきました。

人前に出て物おじせずに語ることがを子供の時からできていたら、私の人生は大きく変わっていただろうと何度思ったかわかりません。

そこで、グローバルシチズンには欠かせないこのスキルを早くから生徒さんたちに身につけて欲しい、人にものを語ることの楽しさや充実感を味わって欲しい、という思いで今回この企画をいたしました。

参加希望の方は、ぜひ estaminet@estazen.com までご連絡ください。

次回は生徒さんの取り組みをレポートできたらと思います:)

 

2022年1月6日
Miwako's EYE

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さて、2022年明けました。

昨年の11月に母が亡くなり、高齢でもう少しで寿命を全うするとわかっていても何度もそのような場面を生き抜いてきた母だったので、実際に亡くなった時には心の喪失感が大きくものを書くという作業がなかなか困難でした。どの人の母親もそうでしょうが、いなくなってますますその存在の大きさに驚きます。

今年の年頭に当たって思ったことが、日本一のマーケッターと言われる神田昌典さんがおっしゃっていたGRITという言葉です。母は、社会的にはこれといった業績を残したというわけではありませんが、幼い頃に両親を失くし5人姉弟の長女として、このグリットを持って何事にも手を抜かず笑顔を忘れず自分の使命を全うしたと思います。

グリットという言葉は、ペンシルバニア大学のアンジェラ・ダックワース教授が提唱したもので、Grit: The Power of Passion and Perseverance という本に詳しく書いてあります。

“… anyone striving to succeed—be it parents, students, educators, athletes, or business people—that the secret to outstanding achievement is not talent but a special blend of passion and persistence she calls “grit.”

『親であれ学生であれ、教師であれスポーツ選手、もしくはビジネスをやる人であれ、卓越した業績を持つ人の秘訣は、才能ではなく「情熱」と「粘り強さ」との特別なブレンドである。それを彼女はグリットと呼んでいる。』

アンジェラ氏が実際に小学校で教鞭を取っていたときに見たのは、学校で成績がいい子が必ずしもIQが高いことは限らず、目標を持ち時間をかけてじっくり取り組んで習得しようとする情熱を持った子たちが成績が良かったということです。

ハーバードとオックフオードで神経生物学を専攻した彼女ですが、その後大学院に入り心理学を専攻し、さまざまなリサーチの結果以下のように結論づけます。

・生まれ持った才能・知能は成績とは関係がない

・失敗を恐れず挑戦することが重要

・長期間粘り強い努力をする

 

つまり、GRIT とは次の言葉の頭文字を取った彼女の造語です。

Guts: 度胸、果敢に立ち向かう力

Resilience: 回復する力

Initiative: 自発的に行動する力

Tenacity: 最後までやり遂げる力

 

そして彼女はさらに言います。これは子供達にだけでなく大人にも当てはまるものだと。

ここエスタミネー英語教室でも多くの優秀な生徒さんが来られますが、みなさんに共通しているのはまさにこのグリットです。

例えば英検に挑戦し、不合格であっても何度も何度も挑戦します。するといずれは合格し、次の級にまた挑戦します。それがまた不合格に終わっても、挑戦することを諦めません。2~5年の間に、英検に何度も挑戦した生徒さんは、いつの間にか高い級保持者になり、その間に勉強したことが大きな糧となり、将来の選択肢が無限大に良い方になります。

 

私も今年はオンラインコースやプロジェクトベースラーニングの充実、narrative gerontology の翻訳、などいくつかの目標があります。グリットを持ってしっかり取り組みたいと思っています。

 

さて、みなさんも「情熱」と「粘り強さ」を持って今年取り組む目標を定めて実り多い2022年にしてくださいね。

 

https://www.ted.com/talks/angela_lee_duckworth_grit_the_power_of_passion_and_perseverance/transcript

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