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Press Freedom in Japan 日本の報道の萎縮・政府は情報流出をコントロールしている
2016年4月27日
Miwako's EYE

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「国境なき記者団」Reporters without Borders (http://rsf.org/en/ranking)によると、報道の自由度2016年度版では日本はなんと72位ということ!これは由々しきことではないでしょうか?

上記の地図では黄色いところがより報道の自由があり、黒いところが過度に政府によって情報流出がコントロールされているところです。

日本人は概してテレビや新聞で報じられることを丸ごと信じてしまう人が多い。私が日本に戻ってきて最初に感じたことは、同じニュースを英字新聞や海外メディアで知るのと日本メディアで知るのでは内容が異なることがあるということ。

A U.N. rights expert warned Tuesday of “serious threats” to the independence of the press in Japan, including laws meant to protect coverage fairness and national security that he said could work as censorship. – Washington post

ワシントンポスト紙ー国連によると日本での報道の自立度は「多大なる脅威」。平等性や国家の安全の報道を保護する法律もセンサーとして機能している。

After reaching 11th place in the annual survey in 2010, ….. It fell to 59th place in 2014 and ….

日本の報道の自由度世界ランキングは2010年に11位、2014年にはなんと59位、そして今年はなんと72位に転落。これはある意味先進国と名を連ねるには恥ずかしいランキングではないでしょうか?

ちなみに1位はフィンランド、2位はオランダ、179位は北朝鮮、最下位180位はエリトリア(1993年にエチオピアから独立した東アフリカの小国)。

英語や他言語を知ることは自国の立ち位置を客観的に知ることでもあります。井の中の蛙にならぬよう情報を多方面から得、フェアーな判断ができるようになることはこれからのグローバル時代にはますます大事なことになるでしょう。


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