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2020年1月28日
Miwako's EYE

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1980年代にアメリカに住んでいた人はPBS(アメリカ公共放送サービス)のMacNeil/ Lehrer NewsHourを見ていた人もいるかもしれない。MacNeilとLehrerの淡々とした力強いジャーナリストのパッションというものをいつも楽しみにしていた。日本に帰ってきたのがちょうどオウム真理教のサリン事件があった頃で、関わった被疑者たちに関する日本のメディアのレポートをしているときにかかるドラマや映画のようなバックグラウンドミュージック、そしてレポーターのセンセーショナルな扱いに日本のメディアは幼稚化してしまったのか、と思ったことを覚えている。

そのJim Lehrerが先日亡くなった。ケネディ暗殺時にダラスの新聞社にいてその報道をし、クリントン前大統領の弾劾裁判の時にもインタビューをし、マーガレット・サッチャーやヤサー・アラファット、金大中など多くの時の人にもインタビューしている。アメリカ大統領候補者討論会のモデレーターもなんと12回もしている。

Lehrerの生涯の友人で番組のパートナーだったMacNeilが、“I learned a lot from him, about his very direct manner of interviewing,”(彼からは多くのことを学んだ。彼のとても直接的なインタビューの手法について)さらに、大統領候補者討論会について、“He’s brilliant at that. Nobody does it better than he does. Brilliant. I learned a lot about the fundamental meaning of fairness,(彼は本当にモデレーターの天才だ。誰も彼より上手くやれるものはいない。見事だ。彼から公平さというものの根本的な意味を教わったよ)

アメリカのジャーナリズムも変化をしてきているが、Lehrerのようなお手本と同時代を過ごしてきたことは大変ラッキーだと思う。彼のジャーナリズムの基本方針はこれだ。

1. Do nothing I cannot defend.

自分が弁護できないことはするな。

2. Cover, write and present every story with the care I would want if the story were about me.

全てのストーリーをあたかも自分に関する出来事のように報道し、書き、発表せよ。

3. Assume there is at least one other side or version to every story.

全てのストーリーに少なくともひとつの反対側もしくは別のバージョンがあるということを想定しておけ。

4. Assume the viewer is as smart and caring and good a person as I am.

視聴者は自分と同じぐらいに頭が良くて愛情深いということを想定しておけ。

5. Assume the same about all people on whom I report.

自分が報道している人に関して全ての人に関しても同じだと想定せよ。

6. Assume personal lives are a private matter until a legitimate turn in the story absolutely mandates otherwise.

その話が合法的に公表していい権限を与えられない限り個人の生活はプライベートなことだと想定せよ。

7. Carefully separate opinion and analysis from straight news stories and clearly label everything.

そのままのニュースストーリーと意見や分析を注意して分けよ。さらに全てをはっきり分類せよ。

8. Do not use anonymous sources or blind quotes except on rare and monumental occasions. No one should be allowed to attack another anonymously.

稀な、そしてとてつもない場合を除いては、匿名の情報筋や出所がわからない引用は使うな。匿名で他人を攻撃することは許されるべきではない。

9. “I am not in the entertainment business.”

「私はエンターテインメントビジネスにいるのではない」

情報があふれる今日、良いジャーナリスむを選択するということは私たちの生き様でもあると思います。彼の最後の方針、まさにニュースはエンターテインメントビジネスではない、というその姿勢がいいですね。

 

2020年1月23日
Miwako's EYE

IMG_1418CちゃんとYちゃん姉妹は本当に長くエスタミネーに通ってくれました(Yちゃんはまだ通っています)。東京で大学生活を送っているお兄ちゃんのT君も長いこと通ってくれました。

Cちゃんは2歳からお兄ちゃんのクラスに参加。そして今春大学を卒業し社会人になります。本当に月日がすぎる速さを思います。英語の能力はとても高く本当に頑張りました。大学でも多くのレポートをこなしたそうで、これからの人生の大きな糧となったことでしょう。今は卒論の準備に追われているそうです。

そしてYちゃん、小学校の頃は合唱の練習の合間を縫って一生懸命エスタミネーに通いました。そして中学校1年生の終わりの去年の3月アースキャラバンという組織を通してなんとローマ法王に会いに行きました。行く前には英会話のレッスンを本当に頑張りました。なんとローマ法王と直接話して平和のメッセージを伝えるという大事なお役目。みごとに目的を果たし晴れ晴れと帰国しました。

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彼女のレポートを早くしたかったんですが、私のレッスンの都合と彼女のレッスンとのタイミングでなかなか顔を合わせて話を聞くことができませんでしたが、ついに直接感動の話を聞くことができました。いろんな形で多くの生徒さんが外国へ行かれますが、ローマ法王様にバチカンに会いに行く生徒さんは流石にエスタミネー英語教室始まって以来でした。それもノーベル平和賞受賞団体ICANの代表であるサーロー節子さんと一緒に!若い時のこのような大きな体験、それも海外での体験というものは一生モノです。Yちゃん、見事に役割を果たして天晴れでした!

この様子はビデオで見ることができます:https://www.youtube.com/watch?v=MVHlTfx2S9s

 

 

 

2020年1月15日
Miwako's EYE

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Happy 2020! 遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。

Daphne Selfe is a British 92-year-old model active since 1949. Look at her amazing smile. Don’t you want to have her totally relaxed smile full of love when you are 92?

イギリス人のダフネ・セルフは現在92歳。1949年からモデルをしていて今も現役です。彼女のこの素晴らしい微笑み。自分が92歳になった時にこんなに余裕がある慈愛に満ちた微笑みができたらと思いませんか?

Whatever life we are going to carry on, it all depends on small things we do every day. We will not going to have a splendid life suddenly one day, but small decisions and actions we make and take will create who we are and who we are going to be.
私たちがどんな人生を送ろうとそれは私たちの毎日の積み重ねです。ある日突然素晴らしい人生を送るのではなく、日々の小さな決断があなたや私という人間を作っていくのです。

As I was contemplating this, I happened to find the article below. ちょうど読んでいた雑誌にまさにタイムリーな記事が載っていました。これを私の新年のメッセージとしてみなさんに贈りたいと思います。

New Habits, New Life
新たな習慣で新たな人生を

Looking to make some changes? Start small. Start now. Repeat.

何か変えたいと思っていますか?先ずは小さいことから始めましょう。今すぐ始めましょう。それを何度も何度も繰り返してやりましょう。

Language learning is a long process. There are so many challenges and many people give up along the way. Some struggle with the grammar, and some with pronunciation or vocabulary, or essay writing, or expressing a long flow of thoughts.言語習得は長く時間がかかるものです。多くの人が途中で挫折します。文法が厄介だったり、発音が難しかったり、語彙がうまくマスターできなかったり、エッセイやスピーキングが大変だったりします。

To describe the process of language acquisition, people often mention the proverb “Rome wasn’t built in a day,” as a significant amount of time and commitment is needed to create something great. So it will be easier if you make a habit of doing something small like learning 30 words a day, or even 10 words a day. If you do this every day continuously, you will accumulate 100 words in 10 days and 3650 words in 1 year!

「ローマは1日にしてならず」と言われるように、何か素晴らしいことをなそうとするには多大な時間と労力が必要です。ですから、何か小さいことを日々する習慣をつけることで大きなことも時間をかけると達成できます。例えば1日に単語を30個覚えるとか、いや10個でも大丈夫です。毎日毎日コツコツとやれば10日で100語、1年で3650語になります!そして新学期から始めよう、とか誕生日から始めようなどという考えは捨てて、今すぐ行動することです。そしてそれを繰り返す。千里の道も一歩からというように、一歩づつやめることなく歩を進めて行けばいづれ1000歩に達するのです。

前述のDaphneさんの語録に、

Make the best of life – you only get one chance – it is not a rehearsal!

最高の人生を送りましょうーチャンスは1度だけー人生は(本番前の)リハーサルではありません!

さてみなさん、自分の人生を良い方に変えるためには毎日の小さな習慣から。今即始めましょう。続けてね〜!

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