ゼンゼロ&タント・オクターブへようこそ!
ゼンゼロとはイタリア語で「しょうが」という意味です。福岡のとあるイタリアンレストランでランチを食べていたときに目にした「ソーダ・ディ・ゼンゼロ」というドリンクメニューの文字。そのエキゾチックの名前のイタリアンのドリンクを注文しました。テーブルに運ばれてきたその飲み物はただのありふれたジンジャエールでした。でも「ゼンゼロ」という名前は心に残り、それをレストランの名前にすることにしたのです。
私はしょうがが大好きです。毎朝ジンジャーティーを飲むことから私の一日が始まります。寒い日には体を温め、暑い日には体を冷やしてくれ、疲れたときにはエネルギーを与えてくれます。時には抹茶とミックスしたり、ミントを入れたり、のどが痛いときにはレモンジュースとはちみつを入れたりします。
私がこんなにもしょうがが好きなのは、もちろんしょうがは日本でも特別な意味を占める「日本的な」香辛料のひとつということもありますが、ベルギーにおいてもスイーツに好んで使われるスパイスのひとつでもあるからでしょう。しょうがの味は我が家を思い出させます。私の祖母エマが即席のスティーマーでボディング(フランダース地方のパンプリン)を作っていたことや、パンネコーケン(フランダース風パンケーキで褐色のキャソナードシュガー--スペキュロースクッキーのあのすばらしい甘さのもと--をかけていただきます)。エマのお母さん(つまり私のひいおばあちゃんタント・オクターブですが)は同じレシピやテクニックを使ったのかとときどき思いを馳せています。
ゼンゼロにはもうひとつ「禅」と「0」というのもかけていて、「内なるこころの住家」という意味も含んでいます。私たちの自家製の食事とデザートを味わって、あなたの家と私たちの家をシェアできたらという思いも込めています。


